白根山【群馬から栃木へ】

※プロフェッショナルな登山ではなく誰でも気軽に行ける所を国内外向けに発信していきます。

【行き方】

◇車◇

新宿から車で空いてれば2時間30分 

Google mapで『丸沼高原スキー場』で検索

尾瀬の目と鼻の先くらいの場所。

何故それに気づかなかった私…

高速代東京から4000円くらい(首都高除く)

完全に天気がアウトな感じです。

しかし行きます。とりあえず駐車場に車がない 笑 平日だからかガラガラです。登山指数が一昨日までCだったからか?昨日は09:00からAになってたので来てみれたら..。さぁではロープウェイで今日もショートカットして高山の写真を撮りにいきましょう。

イャな予感満載な空

しかし建物立派。中も新しいし、エスカレーターとは。そもそもスキー場でしたね。ここのスキー場来たことがなかったので完全に登山用のロープウェイ感覚でした。トイレもメチャクチャ綺麗です。

メチャクチャ建物綺麗

あぁ霧の中に突っ込んでいく。

先行き不透明な状態で推移しています。ってとある株主総会でいってたなぁ..と思いつつ。ここも長めの15分乗車です。

霧の中に吸い込まれます

さぁ天空につきました。雨でぬかるんでるので気をつけて登ってくださいとの事。今日は花の写真とって終わりかなぁなんて思いつつ進みます。

今日は可愛い花を撮る日かもしれない…

うーん。地獄の入り口に見える。

そういえばこのコースに『血の池地獄』ってのがあるので帰りに寄ろう。いゃこのままそこに行って罪を償おうかしら…

はいどーん と霧の中の地獄の門が

安全を祈りつつ登ります。

◇本日の予定◇

ロープウェイ山頂ロックガーデン→七色平→日光白根山山頂→五色沼→弥陀ヶ池→血の池地獄→ロックガーデン終わりの一番大回りコースで行こうと思います。

なるほど観光バスの人達はここで引き返すか..

さぁではこの門を開いて私は異世界に行ってまいります。

では私も鹿になりに行きます。鹿に転生か…

と、天気のせいでイヤイヤっぽくはじまりましたがここメチャクチャ良い苔スポット。

スタート早々気に入りました。さぁ張り切って進んで行きましょう。ただ苔スポットは多少のアップダウンがあっても平地がいいですよねー。登りながらだと良いレイアウトが探せないので..。

ここ良い苔スポット。

この時期の新しいグリーンな苔が最高!

歩ける苔リウム

さぁどんどん進みます。八ヶ岳かと思える森を登っていきます。森林限界まではこれが続きます。写真だと富士の樹海のハイキングコースみたい..

八ヶ岳的な森

霧が写真で見るより実際は濃いので山頂行っても眺望は無いと諦めて進みます。晴れてたら最高のマイナスイオン感。霧の中、他の登山者ゼロでむしろクマが心配になってきました。

写真ではわからない霧の中を進みます
そろそろ森林限界

とここで前から登山ツアーらしき団体15名が!!安心しました。人がいる事に。というか下って来るの早っ。8:00がロープウェイの始発のはず。そして私は9:00くらいに乗ったから〜山頂から即戻り?

ここを抜けたら…

まぁそんな事を気にしてる余裕はないので登ってます。段々寒くなってきます。木が減った分風除けが無くなり、もう水滴が付くぐらいの霧というか霧雨混じり。

あっ、終わった..。写真で調整したら前が見えた。

風が強い。メチャクチャ寒い。この後は誰かのブログを見ると富士山のような砂利で歩きづらいらしい。

木がなくなって寒くなってきた。

本当だ砂利だ。歩きづらい(笑)

そして霧雨でめちゃ濡れる。と思ったら前に2人人が居た。霧でだいぶ接近しないと気づかなかった。あまりに天候が悪く誰も居ないと不安になるのでまたもや安心しつつ。安心をなくさない為に追い越さないように歩きます。 

誰かの後を付いてくだけの人生ってそれはそれでいいよね..安心。

砂利は歩きづらい

もはや上なのか下なのかわからない。

上から下を見た図?

あらもう終わり?

適度な時間感で最高です。これ以上長く雨に濡れるのは嫌。

んーもうちょい
何処がどこだかわからない

山頂前になんかやしろ?神社?神棚?見たいのがありますがこれは山頂ではありません。

的なのを誰かのブログで読んだのでまだ先に進みます。まぁ前が見えないものでねぇ 山頂?見えないので情報頼りです。

落ちたら死にそうな世界
わーい山頂

兎にも角にも山頂ついた。先行者にも追いつき小話をしつつ。やっぱり登山指数がAになったから登りに来たと。笑。ですよねぇ考えることは皆一緒です。しかしノリのいい女性2組。人生楽しそうです。

私は五色沼へ

2人も五色沼で昼にしようと思ってたけどこの天候だから弥陀ヶ池にショートカットしてかとの事。いいね!私も一緒にショートカットしたい。だが、せっかくここまで来たのが勿体無いので五色沼を私は目指します。

何も見えてないからねー。沼の前なら霧でも沼自体は見えるでしょう。という算段で。

本来ここに立って全てが見渡せるらしい

ここから全てを見渡したかった。

ここからの写真が欲しかった。

まぁ下見という事で経費が続く限り次回に期待ですね。

降りで見つけたよこの看板。

何故か降りて来る時見つける看板。これは登りで見つけなきゃダメなやつじゃん。そのくらいガスガス。気をつけないと転落してしまいそうだな。転落しても今日ヘリ飛ばんな。。

そしてここでソロの登山者発見。これで3グループはいると言う事ですね。

さぁ五色沼に降りる長い道のりの開始です。

降ってますが呪いだな

あれ?あそこに猿が(山漫画モンキーピークを読んでください。)

ここねぇ晴れてたら凄い気持ちよさそう。霧の中でもすでに気持ちいいです。

そしてここは風裏なのか寒くなくなってきたのでやっと元気が出てきました笑

ずっとこんな感じで良い。

降りは楽でいいです。

おっ早々森林限界に

コースタイム表よりだいぶ早く森林限界。

このまま五色沼方向へ

またコケを愛でつつ進みます。今日の写真のコンセプトは『人生』ですね。霧が深すぎる割にたまに晴れやがる..

普通にまた森林を歩き続けます

リス発見。本日2匹目。最初の方でも見たんですよねぇ。調べるとニホンリスらしい。

おー、リスいいねぇ!

鎌倉とか伊豆で見る台湾リスより感激!

そして鹿も発見!鹿も、霧で油断してるのかだいぶ近場で見れます。

野生動物が好きな私にとってはテンション上がります。ただー…これだけ動物がたくさんいるとクマがねぇ。鈴なしで羅臼岳で永遠に叫びながら歩くとか、過去の嫌な記憶が。なので見通しが悪くなると『はっ!』といいます。

ここ綺麗 避難小屋手前付近

あら開けた。素敵な場所。

分岐は無視して避難小屋へ
春が来ました
メッチャ咲いてる

避難小屋の周り桜が咲き乱れてる。思わぬところで今年最後の花見ができました。6月中旬です。そして興味本位で避難小屋へ。

えっこうなってんの!?

観光ハイカーな私にはよくわかりませんが

ふとん大量に完備。カセットコンロも鍋とかフライパンもご自由にとある。ここで私は生きていきたいと思います。イモリの串焼きを売りながら。。

布団完備。無人。ノートに書き書き
昨日は泊まった人がいたようだ。

メチャ泊まった人がノートに書いてある。

なるほど、テントよりすごい良い。こういうのって泊まってよかったんですかね?ここはよさそうだけど

さぁ後ろ髪をひかれながら先へ進みます。

ヤバっ!こっから雪がだいぶ残ってる。

まぁただ平地なので特に問題はない。滑るだけ。受験生にはお勧めしないです。

あー雪か
しばらく雪か..

そして念願の…!!

おー!!スイス!?

五色沼に到着です。

霧も晴れて、というか雲の流れが早いので霧の中になったり晴れたりですがメチャクチャ綺麗。スイスかと思いました。行った事ないけど。

メチャクチャいい。

ここでサンショウウオの串焼きを売って生計をたてたいかも..

ん!?もう私は池の先にいるんですが山頂で話した人達が何故か五色沼に辿り着いてる。

弥陀ヶ池で追いつこうと思ったのに。笑

一瞬の青空
ここから今度は登り

さぁまた降った分登ります。まぁそこまでは登らないので気楽でいいですが登ります。登りが嫌な人は弥陀ヶ池に向かった方が無難です。晴れてれば上から見るのがいいわけで..。五色沼横から見るか上から見るかみたいな感じです。

んー登っても綺麗に見えない

こっからはやっぱ見えないんですねぇ 

頂上から見たかった。

分岐は弥陀ヶ池(みだがいけ)へ

コピペで来たので『みだがいけ』らしいですよ。頂上で話した人達とも私は池と沼で話してましたから今これ書いてて初めて知りました。描き終わる頃には忘れてそうです。

池着
おにぎりのような写鏡
いいね木道!違うとこ行っちゃうけど

裏磐梯の五色沼も良い。魔女の瞳の五色沼も良い。ここの五色沼も良い。

規模感は五色沼より小さいですがここもなかなかいい感じです。あぁ五色沼の写真、福島の五色沼(通称魔女の瞳)を貼り付けててもスルーできそうなのでそうしとけばよかった。しかし五色沼と言う名が付くところはみんないい。

なんかまた霧出てきた
さよなら池

あぁ後は苔の森を通って下り坂です。

人生のように降ります。看板にも急坂って書いてありました。本当最近目が見えないし腰が痛いし急坂です。

メッチャ下る

ただみんながスルーする地獄は見てみたいので遠回りして地獄へ向かいます。

なるほど地獄へ行きたい

地獄?到着?あぁ血の池じご?地獄?

んーカエルの卵?サンショウウオ?

前評判通りでした。そりゃみんなスルーするわけです。行った人のブログにもあれは水たまりと言う人が多々。ただスポットになってるので枯れない水たまりなんでしょう。ほら卵大量にあるし。

水たまりってそりゃ言われるよ!こ

さぁ気になる血の池地獄も味わえたので帰ります。

足早に

あとはトレッキングなので楽々ロープウェイ山頂に到着。

まぁ霧で何も見えないよ
いーね霧の中から地上を目指す感!
んー誰もいないか

すごい。3組(ひとつは団体でしたが)しか会わなかった!終わってみればなかなかいい日でした。コースタイムは6hくらいですかね。あー多分普通の人より遅いです。食事すらしてないのにこの時間。写真撮ってるからかもですがねぇ。

因みにこの後日光に抜けて夜は

キツネとリスと鹿とムササビ見れました。

最近キツネ遭遇率が高い。

前まで北海道でしか野生の見れないと思ってたのに結構居るんですね〜